博士の地下室





破壊 :: 2012/04/25(Wed)



 斜め向かいの家が解体作業中で、毎日けっこうな騒音と地響きの中で暮らしてます。

 小さな一軒家だったが、壊し始めてから一週間、まだ終わらない。
 よほど頑丈に建てた家なのか、なにか大きなものを倒す音とともに
 ズン…!という地響きが。部屋の窓ガラスもびりびり震える。
 たまに「地震かな?」と思うくらい揺れるときもあって、けっこう大変。
 (今朝は本物の地震が来たが、慣れのせいか目が覚めなかった)

 朝8時から夕方5時まで、いろいろなものが壊れていく音を聞いているけど
 これが耳に心地よい、とまではいかないが、思ったほど気にならない。
 最近体調がいまいちなので、ベッドに横たわったまま破壊音と振動に
 包まれていると、「もうなにもかも壊れてしまえ」とか思う。
 この解体作業が終わると新しい家が建つのだろうが、その時の音は
 どう聞こえるだろう?
 壊す音と作る音、どちらが心地良いか楽しみだ。




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アナログからデジタルへ :: 2012/04/03(Tue)



 テレビを買え、と言う話ではない。
 今やってること、なーんか昔もやってたような気がしたので。

 西暦2012年4月3日の今、私はノートパソコンを机に置いて、キーボードを
 カチカチ云わせながらこの文章を記録してるわけです。
 誰に頼まれたわけでもないのに、何か書いておきたい気分なんですな。
 
 疲れていると難しい言葉が出なくなる。
 なるべく簡単な言葉にしておこうとするとどんどん文章が長くなる日本語の不思議な
 からくり、そうなると言葉ではなくイメージ優先になる。
 物事を「目で見たときの状態」で思い出すようになる。
 パカッとひらいてカチカチ音立ててる。あれー〜昔同じことやってたような気持ち?
 これなんだろ?
 
 同じことを小学生のときにやっていた。しかもなぜかクラスの女子全員。
 あのときは紙に文字をHBの鉛筆で、物理的に残していた。
 そのときの音は「サラサラ」だったなあ。で、一枚の紙の表面が字でいっぱいになると
 紙を裏返して、続きを書いていたっけ。
 そのときの動作が、ノートパソコンを開けるときと同じだった!
 手前から向こうへ、ぐいーんと腕を伸ばすコレが!ああコレコレ!!

 ノートパソコンを開けるかわりに「紙を裏返して」いたよ。
 お金持ちの家の子はホッチキスで紙の一部をバッチンと留めて新しい紙に字を書いてた。
 ノートパソコンを開くのは紙を裏返すのと同じだったんだ。発見だなあ。…
 カチカチじゃなくてサラサラ音がしてたんだ。うーん、なんだか
 懐かしい友だちにやっと会えたような心持ちがします。

 「取り憑かれたように自分の思いを文章にして紙に書き写し特に他人に見せるわけじゃ
 ないけど誰かにはみてほしいと願う」この行動をなんと呼んでいたか今は思い出せない。
 でもやってることは同じだ。(カタカナで表す行為。当時同時多発的に流行)

 結局やってることは同じで、物理的に残すか空気上に残ると信じてまくかだ。
 そうね、サラサラっと砂を撒くように。どこかに残ってほしいと願ってするときは
 「蒔く」ですね漢字は。種を蒔く。まくっていい言葉だ。あーー。
 (美味しくもないのにハンバーガーを食べてしまうのは店の名前の中に「まく」って
  音が含まれているからだという仮説をここに立てて置きたい)

  世界は言葉でできているというけれど、言葉がない時代の人間は
 そのモノ自体を握りしめていたに違いない。触って、さわって、てざわりを感じて。

 言葉は手触りでできていたんだ。ザラザラ、サラサラ、カチカチするもので。
 なので西暦2012年の今んところ「電子書籍」というものにいまひとつ
 馴染めないのは、手触りに馴染めないからだろう。
 流行らせるのはカンタン、モノの表面に紙を貼ればいいだけ。

 このアイデアは著作権フリーですので、関係者のみなさんぜひお使いください。

 (望二花)


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1st/Apl/2012 :: 2012/04/01(Sun)



更新をサボり中。ここは消したくないが、今までのようには書けない気分。
 いっそ嘘100%にしようかとも思うけど、
 Tumblrのほうが簡単かもしれない。
 河童と海の関係について考えながら寝よう。

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近況 :: 2012/02/18(Sat)



 近況はこうです。
 最近facebook,Google+,tumblrといろんなことしてます。
 facebookはリアルの知り合いが50人くらいいないとちっとも楽しくない。
 Google+は強制的に友人を作らせられて不愉快だ。
 tumblrは画像のupが簡単で、なかなかよい。
 ここに写メをupする手間を考えたらかなりラク。
 そのせいでここの更新をすっかり忘れてました。
 このblog、文章だけにしてもいいかな…?

 最近デジカメをつねに持ち歩いて、カメラに慣れる練習をしている。
 なまじシャッタースピードとかズームとかいじれるがために、
 以前のように無邪気に被写体に向かえなくなった、ような気がする。
 ケータイの写メならなにも考えないで「あっ、これ面白い」と思った瞬間に
 シャッター押せたのに、もうそれもできなくなってきた。
 これじゃ本末転倒ではないのか??

 何も考えないで、小細工なしで写す写メールがいちばん写真を撮るのに
 むいているんじゃないかとひそかに考えている今日このごろです。

 
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欲張り :: 2012/01/22(Sun)


 
 ここんとこ体調が激悪。頭痛・吐き気・イライラ。なんともいえないだるさ。
 原因をつらつら考えてみるに、「更年期障害」というキーワードが上昇。
 寝こんでいてもしょうがないので、なんとか婦人科へ行ってきた。

 伊丹に住んでたときもちょこっと婦人科へ通ってたけど、予約必須だし
 バスの時間を確認しないといけないしで、なんとなく放り出してたなあ。
 そのツケがどっときたようだ。反省。

 予約もいらないしすぐ来る地下鉄で行った婦人科で、また検査。
 女性ホルモン補充療法で、飲み薬をもらってきた。早くきくといいな。
 とにかくしんどいので…

 待合室に置いてある妊婦さん向け雑誌を眺めていると、なんかセンチメンタルな
 気分になってきた。
 女に生まれて愛する男の子供を産まないで終わるのは女の人生の8割方損してると
 思わざるをえない。妊娠中の体調の変化や子育ての大変さは理解できるけど…

 少子化なので「赤ちゃんは宝!」「妊娠は最高の経験!」みたいな煽り文句で
 あふれているので、妊婦さんも相当プレッシャーを受けているだろう。

 子供のころから、なんとなく「自分は母親になることはないだろう」と予感して
 いた。自分が赤ちゃんを抱いてあやしているところをどうしても想像できなかった。
 人間、想像つかないものにはなれない。そう思うとただただ悲しいね。

 西暦2000年に子宮の摘出手術を受けたとき、ミレニアムなのでプチベビーブームが
 起きていて、入院した病院が産婦さんでいっぱいだった。婦人科と産科は別の病棟なのだが
 婦人科の私のベッドの横にも産婦さんが来た。幸せそうだったな。
 (なにも子宮摘出して精神的ダメージを多少なりとも感じてる人間の隣に来ること
 ないだろ!と思ったもんです。)

 自分としては生理がどんどん重たくなって、貧血で鉄分点滴受けていても
 フラフラだったし、早く楽になるほうを選んだわけなので後悔はなかったが
 やはり手術前夜はちょっとメランコリックになってしまった。
 自分はこれから何者として生きていけばいいんだろう?
 窓の外はみなとみらいの夜景でキラキラして、自分はこの世界にふさわしくない
 人間のように思えた。

 その夜夢を見た。裸んぼうのキューピッドのような男の子が、白い馬の背中に立って
 ものすごい速度で青い空を飛んでいる。はるか眼下に地球が見える。
 男の子は全地球の子供たちにむけて叫んでいた。
 『さあ、みんなもぼくについてこい!!』

 目が覚めて安心した。
 子供は産めなくても、なにか他のものを産み出すことはできるんだ。
 素直にそう感じて、よかったなあと安らいだっけ。

 今朝見た夢で私は埃まみれのウエディングドレスを着て、かんかんに怒っていた。
 頭上では過積載の列車が脱線して高架から落ちていた。
 岩だらけの岬を苦労して降りようとするができない。んが
 すぐそばに小道があって、雪が積もって寒かったけど楽に降りられた。
 なんとか歩いていくと知ってる道に来た。
 「ああ、またここに戻ってきちゃった」と思ったところで目覚めた。

 どうも今の自分はないものねだり状態らしい。非常にハズカシイ。
 できることからやるしかないようだ。
 今年1年、やっていけるかな?
 不安でいっぱい。恋人が欲しい。手をつないでくれる人が欲しい。






 
 

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