博士の地下室





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初めての大阪 :: 2010/10/17(Sun)


 ちょっと昔のことを思い出す練習のために、わたしが「初めて大阪に行ったとき」
 のことを思い出して書きたい。
 いろいろな光景を思い浮かべることができるけど、かんじんの「西暦or昭和何年に行ったか」が
 まったく思い出せないので、この記事を読んだ皆さんからの推測を求めるものです。
 見たものや出来事の時系列はバラバラです。

 初めて大阪に行った季節は夏から初秋にかけて、だったと思う。
 コートとか着て暑かった記憶がないので。
 JRの個人旅行パックで行ったのかなあ?新幹線とホテル代だけのやつ。
 泊まったホテルは新阪急ホテルアネックス。なんだかすごいごちゃごちゃした
 通りに面していて、しかも部屋が狭かった。狭いくせに内装が妙に小奇麗なのが
 なんか納得いかなかった。

 大阪に行って、まず見に行ったのは「天王寺動物園」だったと思う。
 レッサーパンダの飼育数が当時日本一多くて、レッサー派の自分は
 レッサーパンダの群れがみたくてわざわざ行った。
 (地元の野毛山動物園じゃ3匹しかいなかったから…)
 天王寺動物園にはレッサーちゃんがうようよいて、嬉しくて長いこと
 同じ場所に立って右往左往するレッサーパンダたちを見ていた。
 平日だったのでお客さんはちらほら状態。ふと気がつくと
 労務者ふうのおっさんが「こいつら~うろちょろしくさって、ほんま
 腹たつなあ~」と怒っていた。

 動物園の中をぶらぶらしていたらおなかが空いたので、ここぞとばかりに
 売店で「たこ焼き」を買う。大阪の本物のたこ焼きだ!
 店先でおばあちゃんが焼いてくれて、できたてをもらった。
 ソースが塗ってなくて、白いたこ焼きの上にカツブシがわさっと載ってた。
 おそるおそる食べた。
 「こ、これが大阪のたこ焼きかあ~!うまい!!
  いままで横浜で食べてきたたこ焼きは何か別の食べ物だったんだ!」と感激したもんです。

 そのあと人骨の灰を固めて作ったお地蔵さんのあるお寺にお参り。これは単に
 通り道にあったので寄っただけ。白いお地蔵さんが薄暗いお堂の中に何体も
 安置してあって気味わるかったなあ。
 歩いているとお寺の境内の中にラブホテルが堂々と建っている場所発見。
 大阪商人魂に感心した。

 なんばにも行った。商店街の中の雰囲気がなんというか、濃かった。
 タイのバンコクの裏通りに通じる空気があった。
 平台の上に下着をどばーっと並べておっさんが「安いで安いで!」と
 たたき売ってた。
 そのあとなんば花月に行ってみた。グランド花月になる前の古い「なんば花月」で
 横にたこ焼き屋があった。(このたこ焼き屋はのちに火事で消失したはず)
 出演者の名前を見るだけのつもりだったが、白い模造紙に手書き文字で
 「本日吉本新喜劇にダウンタウン出演!」
 なんて書いてある。
 このころダウンタウンは関東でもすでに売れっ子で、(「ガキの使いやあらへんで」は
 まだ火曜日深夜に放送してたかな?)ピンでもお客が呼べるはずのダウンタウンが
 なぜ吉本新喜劇なんかに?!と驚いた。失礼な話だがこのころ私は「新喜劇」とは
 売れない芸人をよせ集めて芸をさせる時間だと思っていたのです。

 テケツを買って入場。平日昼間なのに客席はほぼ満員。ダウンタウン効果なのか?
 しかし若い人はいないみたい。おっさんおばちゃんジジババでいっぱいだった。
 漫才が何組か終わって休憩のあと吉本新喜劇上演開始。
 いつものメンバーとおぼしき芸人さんがひとしきりなにかやったあと
 いよいよダウンタウンが出てきた。場内が盛り上がった。
 この日は「田舎の高校の弱小野球部が今年こそ甲子園を目指す」という
 ストーリーで、浜ちゃんがキャッチャー、松ちゃんがピッチャー役。
 浜ちゃんが「さっそく練習や!こいや!」としゃがんでキャッチャーミットを
 構えると突然客席から「ちゃう!」の声が。

 客席前方のおっさんが、「キャッチャーミットの構え方が違う」と
 異を唱えだしたのだった。場内がどっとわいた。
 「何がちゃうねんおっさーん?」と返事する浜ちゃんに向かって、その
 おっさんは「こうやねん、もっと腰を落としてなあ、」とか真剣にレクチャー。
 しまいに立ち上がって身振り手振りで手本をしめしだした。
 浜ちゃんは途中まで「はいはい」とか相槌をうっていたけどしまいには
 ウンザリしだして「もうええわ、時間ないねんから!」と舞台に上がらんばかりの
 おっさんを阻止。ピッチャー役の松ちゃんが、声には出さないけど
 「ううううんもおおおおおおおおお!」と例のあの状態でイライラしていたのが
 わかっておかしかった。客席のお客さんもこのアクシデントを特に驚くでもなく
 楽しんでいたのが「さすが笑いの都」って感じだったな。
 当時は「若手芸人はみんな新喜劇にでないといけない決まりなのか?」と思ったけど、
 あれはダウンタウンの二人に対する何かペナルティー的なものだったのかも
 しれない。今思うとすごい貴重なシーンに遭遇したと思う。

 なんば花月がハネたあとは「心斎橋筋二丁目劇場」へ行った。
 戎橋のたもとのビルの中にある「吉本の若手芸人が芸をみがく場所」だと
 きいたので、まだ知らない若手芸人を楽しみに舞台を見た。
 客席は若い女の子ばっかり。しかも常連、というか「追っかけ」みたいな
 雰囲気の娘で花月とはちがう熱気があった。客同士すでに顔見知りで、
 「昨日のXXくんはよかったでー」とか会話している。
 自分はその場の空気をこわさないように後ろのほうにそっと座った。

 舞台が始まり、最初に出てきたのは漫才コンビ。若手というには苦しい年齢に
 見えたけど、まだまだ精進が必要なのだろう。
 「ぼく海水浴に行きましてん」「ほうほう」「須磨の海に行きましてん」
 
 ここでいきなり漫才師さんが明らかに私のほうを向いて
 「須磨ってわかります?大阪の人間は、みんな夏に海行くゆうたら須磨の海に
 行くんですわ」と、私だけのために個人的な解説をしてくれた。親切~。
 てかそんなにここは観客が固定してるのかー!一目で大阪の人間でないと
 なぜ分かる?かなりあせった。
 
 3組くらい芸人さんが入れ替わったあと「バッファロー吾郎」なる二人組が出た。
 こいつらの芸がものすごい破壊的威力があって、文字どおり笑い転げた。
 メガネのやつがアナーキーなギャグを無差別に発砲していて、
 「こいつら関東でも見たいな」と大いに期待したものです。
 バッファロー吾郎はその少しあとに関東でもTVでよく見るようになったけど、
 ダンスチームで踊ったりしていて、芸の方向が違っていた。
 「あの漫才やったほうがずっと面白いのに」と思いながらTV見たなあ。

 昼間はアメリカ村に行ったっけ。「小汚い原宿竹下通り」かなあと思った。
 Tシャツが安かったので一枚買う。
 白地に銀色の太い線の渦巻き模様でちょうど胸の部分でおっぱいのカタチに
 大きな渦巻が2こ並ぶデザインだった。
 お店の女の子に「これください」と渡したら
 「ありがとう。こういうTシャツ買うひと好っきやわ~。」と言われた。
 壁画のあるビルの中の古着屋を片っ端から見た。どっかの国の海軍のセーラー服買ったな。

 なんばの一番にぎやかな場所に来たときは夕方で、会社帰りのOLっぽい女の人たちが
 すごい勢いで歩いていた。彼女たちの足元がみんな豹柄や金色のパンプスだった。
 会社いくのにそんな靴?!驚いた。みんなの会話が怒ってるようにしか聞こえない。

 地下鉄に乗った。席の並びに座った青年二人の会話。
 「あっついなー。冷房もっときかせたらええのに」
 「そうやな。でもそれ自分わがままやで」
 「こんど地下鉄乗るときは貸切にして、おもいっきり冷房きかしたろ!」
 大阪では電車の中でウォークマンの音が漏れていてもだれも気にしない、
 客の会話のほうがうるさいからだ、ということを確認できた瞬間だった。

 とまあ、こんな感じでした。
 今年行った大阪はこの時と比べるとずいぶんアカヌケたような気がするけど、
 梅田周辺しか行ってないから分からないな。
 梅田あたりの若者のファッションはかなりシック。東京よりおしゃれな
 人が多い。自信持っていいよ!
 なんて上から目線な発言だったりして、どうもすみません。



 
 
 
  
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テーマ:旅の思い出 - ジャンル:旅行

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comment

No title

ぼくさん、たぶん85~90年代初頭ではなかろうかと思うのですが。
吉本に問い合わせてみればハッキリしますね。「新喜劇にダウンタウンが出た日」
  1. 2010/10/21(Thu) 19:47:11 |
  2. URL |
  3. ななしさん #GT3i6Br6
  4. [ 編集 ]

No title

根拠は自分の中で曖昧ですが、1993年ではないでしょうか。
  1. 2010/10/20(Wed) 13:06:23 |
  2. URL |
  3. ぼく #-
  4. [ 編集 ]

No title

三代目さんこんにちは。
もう何十年も前の話ですので、今でもなんば近くがこんなふうかどうかは分かりません。
ただ、大阪は自分の肌にあうような気がしました。
住んでみたらまたちがう部分もあるのだろうけど。
  1. 2010/10/20(Wed) 08:15:26 |
  2. URL |
  3. もにか #GT3i6Br6
  4. [ 編集 ]

No title

もにかさんの紀行文満喫しちゃいました!

これよんで大阪に行きたくなる人多いと思います!

っていうか自分がすでに行きたくなってますww

  1. 2010/10/18(Mon) 17:08:42 |
  2. URL |
  3. 三代目 #W5ZASRZU
  4. [ 編集 ]

No title

かそるらさん、遠くスペインから何をいうてまんねん。
恥ずかしいやん。てれるわ~
  1. 2010/10/18(Mon) 15:04:48 |
  2. URL |
  3. もにか #GT3i6Br6
  4. [ 編集 ]

No title

やっぱり笑い方が関西と関東では違う。
化粧の仕方とか
もにかさん きっと 上品な人なのねっ。
ふふっ。
  1. 2010/10/18(Mon) 03:25:09 |
  2. URL |
  3. カソルラ #-
  4. [ 編集 ]

No title

箱入りムスメだったので、初めての大阪の記憶は強烈だったのです。
須磨の海水浴場ってことは瀬戸内海ですね。きっと静かなやさしい波につかるんでしょうね。
大阪の人にはいっぺん千葉県の九十九里浜で泳いでみてほしいな。
  1. 2010/10/18(Mon) 00:57:38 |
  2. URL |
  3. もにか #GT3i6Br6
  4. [ 編集 ]

充分

昔の話を良く覚えてはりまんな、ひょっとしたら日記でも?
紳竜もそうやったけど、ダウンタウンも出てきたときはムチャおもろかった、それにしても結構ようさん回って張りますな、一日ではヘビーで二~三日かかりますな
フリーで仕事をし始めてから新幹線にほとんど乗ったことおまへん
  1. 2010/10/17(Sun) 20:36:31 |
  2. URL |
  3. PUSH-PULL #/aF5ZJNE
  4. [ 編集 ]

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